スズキアルト エンジン不調 オイル漏れ
本日は、「エンジンに力がなく、坂道などでアクセルを踏んでも、スピードが出ない。」との事で入庫。
平成16年式のスズキ アルト。
診断機を接続しても、異常コードは無し。
走行も10万キロ近く、点火系かな~?と考え、プラグを点検。すると・・・
取り外したイグニッションコイルがオイルまみれ。
原因は、プラグホール側にオイル漏れし、プラグおよびイグニッションコイルがオイルに浸かり、失火していた様です。
という事で
バルブカバーガスケット一式、スパークプラグ、イグニッションコイルを交換します。
エンジンも綺麗にふきふき・・・
部品を新品に取り替えて、完成。
エンジンオイルも交換して、作業終了・・・
よく見ると、ベルトも摩耗して異音がしてます。
このエンジンにありがちな、プーリーに錆が出てます。
おかげで、ベルトが削られてボロボロに。。。
サビサビのプーリーを磨いて、ベルトも新品に交換します。
試運転でもエンジンの調子も良くなり、無事にお客様へ返却。
以上で、今回の作業は終了です。
マイカーはお客様にとって大切なパートナーです。いつまでも大切に乗り続けたいと思う気持ちは、深く同感いたします。
しかし一方では、車両は、鉄やプラスチック、ゴムなどでできた、消耗品でもあります。
出来立てほやほやの新車にしろ、10年10万キロを超えた車両にしろ、
各種オイルや水、ゴム部品など、何もメンテナンスをしなければ、その車両は4~5年で使い物にならなくなってしまします。
そうならないためにも、大切なお車には定期的に愛情を注いで(点検等)くださいね。